非定型精神病とは
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非定型精神病とは、典型的な精神病ではないという意味で、典型型⇔非定型としての意味合いで
使われています。そのため、決まった型のない精神病ということができます。
非定型精神病の症状を簡単に説明すると、複数の精神病の症状が、
折り重なった状態であらわれます。
そのため、非定型精神病と診断されても、その精神病の折り重なり具合が
人それぞれ違ってくるので、非定型精神病の種類や、症状はその人によって
大きく違ってくるわけです。
そこで、非定型精神病の内訳として存在している精神病の症状について
見て行きます。
非定型精神病の内側にある精神病
非定型精神病の内側にある精神病についてご紹介して行きます。
○双極性障害:うつ病、うつと一般的に呼ばれている症状です。気分の上下が
自分ではコントロールできない症状で、気付かないうちに気分がハイになったり
どうしようもなくふさぎこんでしまう症状です。
○統合失調症:妄想や幻覚などの多彩な症状が出てしまう症状です。治療が困難な部類の
精神病として有名です。
○てんかん:小児期〜思春期に多く起こりやすい症状で、体が発作的に痙攣を起こしてしまう症状です
○パニック障害:人前に出ると、どうしようもなく緊張してしまったり、心拍数が上がり、動悸が激しくなって
息苦しいと感じてしまう症状です。
○睡眠障害:極端に眠りが浅くなってしまい、突然目が覚めてしまったり、熟睡することができなくなってしまう
精神障害です。
○拒食症:たべものを一切受け付けなくなってしまう精神病です。
○過食症:拒食症とは逆の精神病で、食べ物を食べずにはいられなくなってしまう精神病です。
○解離性同一性障害:俗に言う多重人格です。過去に忘れたいほどの嫌な思いをさせられた場合などに良く発症します。
○アルコール依存症:アルコールを摂取しなくては、落ち着かず、アルコールを断つと禁断症状が
現れてしまう精神病です。
非定型精神病の症状
非定型精神病の症状。上にあげただけでもかなりの種類の精神病があることが分かってもらえると思います。
非定型精神病の場合、このなかのどれか複数の精神病の症状が折り重なった状態で症状として出てしまうの物を言います。
なかには、うえにあげた精神病以外の症状も併せ持っている場合もあるので、
一概に、非定型精神病の症状がどうであると、言うことができません。
たとえば、一見ま逆に見える拒食症と過食症ですが、この2つを併せ持っている非定型精神病という場合も
あります。この場合の非定型精神病の症状として
ストレスがたまってしまい、ストレスを発散するためには、食べずにはいられない。しかし
食べた後、自分の食べ散らかした食べ物の食べ後や、自分の体型が嫌になり、
食べたものを全て、吐き出そうとしてしまう。
といったように、非定型精神病の症状は複雑多岐にわたっています。